児童精神科医 佐々木正美 著
「子どもへのまなざし」にこのようなことが書いてあります。
「過保護についての誤解」
子どもが望むことは、なにをどれだけやっても大丈夫なのだそうです。
過保護というのは、望むとおりにやってやり過ぎるくらいやるということです。
子どもにはあれもだめ、これもだめ、と大人の基準でチクチク言ってしまいがちですが、思い切って子どもの望むとおりにやってみるんです。
子どもにダメというと、余計に執着します。
ダメと言えば言う程やりたがります。
いいよ、いいよ、となんでもやってあげると、不思議とずーっと言い続けることがなくなる。
飽きて執着しなくなるんですね。
もっとやろうとすると、むしろ、もういいって言われます(笑)
子どもが泣いて泣いてわがまま言う時も同じなんです。
泣いても可愛いね~いっぱい泣いてね~と抱っこしながらいうと、え?って子どもが真顔になって泣き止んでしまいます。
泣くのはママに注目してほしいから。
かまってほしいから。
ママの困った顔を見るとおもしろいんです。
いいよーいいよーかわいいねえ~というと、泣くのをやめてしまいます。
心が満たされれば、満足するんですね。
是非お試しください。
子どもへのまなざし [ 佐々木正美 ]
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